インスタグラムもブログもツイッターも、あれもこれも頑張っているのに、売れない。
ウェブサイトもつくったのに、仕事が来ない…。
頑張っているのに売れなかったり、仕事が来なかったりすると、「自分は求められていないのでは…?」と不安になるかもしれませんが、たいてい、原因は別にあります。
売れない・ほしい仕事が来ないのは、「伝えたい相手に伝わっていない」から。
今重要なことは、このまま頑張るより、やることを増やすより、シンプルにすること。
- ドアの向こうにいる、1人のお客さんを想像する。
- ドアを開けて、相手に伝える練習をする。
この記事では、好きなことを仕事にした(したい)けど、うまくいかないとき、売れない・仕事が来ない状況を抜け出す方法をご紹介します。
「頑張れば売れる」と考えるのをやめる。
オンラインで活動していると、相手の顔が見えにくいですよね。
向こう側にいる「みんな」のために頑張ってしまったり、「いいね」やフォロワー数、コメントなどの反応が気になったり、いろいろふり回されることもあると思います。
そして、頑張っているのに売れない・仕事が来ない日が続くと、落ちこむし、自信もなくなるし…
頑張っても売れない悪循環にはまってしまいます。
「頑張っているのに売れない」とき、まず重要なことは「頑張れば売れる」と考えるのをやめること。

頑張っているのに売れないときって、頑張るところがズレていたり、「こうしなければいけない」「~だから売れない」という考えに邪魔されていたりします。
なので、もっと頑張るよりも、同じことを続けるよりも、売る・仕事が来る邪魔をしている行動や考え方に気づくことが大事。

前に進む妨げになっている行動や考え方に気づいて変えていけば、自分にとって大切なことに集中できて、売れる&ほしい仕事が来るようになります♪
売れないときに起きていること
頑張っても売れないときに起きていることは、たとえばこんなこと。
- 1.売れないと思っている。
- 2.売ることに否定的な考えを持っている。
- 3.自分で決めないで、頑張り続けている。
1.売れないと思っている。
無意識かもしれないけれど、「自分は売れない」「これは売れない」「ここでは売れない」と思っている。
もしくは、「~だから売れない」「売れないのは仕方ない」と、売れない理由や言い訳を自分自身やまわりの人に言い聞かせている。
そうすると、行動も中途半端になってしまいます。
商品やサービスについて積極的に伝えなかったり、1回お知らせするだけで終わってしまったり。
行動を起こしても、継続しても、「こうしたほうがいいと言われたから」「本に書いてあったから」みたいに、誰かや何かに責任を押しつけがちになってしまったり…。
そして、売れないとき、反応が微妙だったとき、「やっぱり売れない」「売れないのは仕方ない、~だから」と、工夫や改善をせずに終わってしまう。
また立ち上がっても、「売れない」と思っていたら、同じことのくり返しになってしまいます。
売り方や戦略を見直すことも大事だけれど、売っている本人が消極的・あいまいな姿勢だと、売れるものも売れない。
せっかく素敵なものができても、ほとんど誰にも届かないなんて悲しい…!
だから、まずは自分自身の姿勢を見直すことが大事♡
もちろん、本当に売れない・売りたくないと思っているのなら、売るものや相手、場所などを変えればOK^^
オンラインで顔が見えなくても、自分の態度って相手に伝わるので、自分の「好き」「わくわく」を大切にすることが重要です♪
2.売ることに否定的な考えを持っている。
2つ目は、「売ること」に否定的な考えを持っている。
「売る=ガツガツする」「自分はガツガツしたくない、売りたくない」と、どこかで思っている。
「売ろうとすると、フォロワーさんに嫌われてしまう…」と、人が離れていくのを恐れている。
売ることに否定的な考えを持っていると、
- 「ガツガツしたくない」と思うあまり、ツンツンしてしまう。
例)自分から説明しなくても理解してくれる・評価してくれる・見つけてくれるはず、たくさん投稿すれば…と考えて、「はっきり伝えること」以外を頑張ってしまう。 - 「売らないで買ってもらおう」と、複雑なことをしてしまう。
例)ビジネスっぽい投稿をできるだけしたくないと思って、手のこんだコラージュにしてみたり、普段の投稿を装ってちょっとだけ商品情報を混ぜこんだりする。
結果、相手に伝わらない…><
商品やサービスがある・買えることすら伝わっていなかったり、「何か忙しそうだな」という印象を与えてしまったり…。
相手と自分の間に壁がある・ドアが閉まっている状態。

こちら側にいる自分は「◯◯だから売れないんだ」「自分には~が足りないから」と思って頑張っているけれど、向こう側にいるお客さんは「何があるか」「どこにあるか」「どうやってそこに行くか」「声をかけていいのか」わからない。
自分も相手も困っている状況。
だから、オンラインでも、向こう側にいるお客さんを想像して、シンプルにわかりやすく伝えることが大事。
「1人に伝わらないことが、100人になら伝わる」ということはないので、売るためにフォロワー数を増やそうと頑張るより、相手を意識して伝えることが大事です^^
3.自分で決めないで、頑張り続けている。
3つ目は、「頑張れば報われる」という考えに頼りすぎている状態。
- いつか誰かが買ってくれるはず。
- 頑張っていれば“いい仕事”が来るはず。
…でも、自分は誰に何を買ってほしいのか、どんな仕事がしたいのか。
今月はどんな計画で何をするのか、売り上げ目標はいくらか…?
「頑張っていれば売れるはず」「仕事が来るはず」と、大切なことまで他人任せにしていると、なかなか売れないし、ほしい仕事も来ない。
「どうにかなる」という楽観的な姿勢は前に進む助けになるけれど、「誰かがどうにかしてくれる」と頑張り続けても、自分にとってもまわりにとってもよくわからない状態が続いてしまいます。
その悪循環を断ち切るためには、自分で目標を決めること。
そうすれば、着実に自分の目指すものに向かって進んでいけるし、その過程でチャンスや出会いにも恵まれます♪
売れない現状を抜け出すためには、シンプルにする。
「頑張っても売れない」を抜け出すためには、もっと頑張るんじゃんくて、シンプルにすることが大事。
- 信じる。
- 自分で決める。
- 必要なことをやる。
「自分でいい」「売れる」「夢は叶う」「好きなことを仕事にしていい」と信じること。
自分の夢に向かって、自分で目標を決めて、そのために必要な行動をとること。
商品やサービスを届けたい人に向けて、シンプルに伝えることが大事。
自分は何をしているか、何ができるか、どこで何を売っているか。
「いいね」や「フォロワー数」だけ見るのではなく、来てほしい場所にお客さんを誘導できているか確認することも大事。
プロフィールのリンクはクリックされているか、商品ページまでどれくらいの人が来ているか…?
売れると信じていても、変化が見えないとやっぱり不安になると思うので、記録をつけるのもおすすめです。
今日は何をしたか、どうなったか記録をつけていると、変化に気づけるだけでなく、今必要なこと・やることもはっきりしてきます♪
【最後に…】
「でも、やっぱり売るのは苦手!」という場合は、どうしたらいいか。
大丈夫、これから練習すればいい♡
全員に好かれなくていいんです。
通りすぎていく人にしがみつかなくていい。
相手を操ろうとか変えようとか考えるんじゃなくて、自分の姿勢を変える。
自分にできることをやる^^
練習する。
まずは、自分で自分を信じる練習。
100%の自信が持てなくても、ドアを開けてみる。
自分の夢や目標に向かって、一歩踏み出して、一歩ずつ進んでいく。

自分で決める練習をする。
夢や目標に向かって今日何をするか、今月の目標は何か。
好きなことを仕事にして「どんな生活をしたかったのか」「どうなりたかったのか」「誰に何を届けたいのか」自分にとって大切なことを確認して、自分で目標を決めることが大事。
自分を許す練習をする。
1回でうまくできなくてもいい、失敗していい、1人で頑張らなくていい♪
家族や友だちと喜びを共有するように、「今こんなのつくっているよ」「できたよ」「ここで買えるよ」って、目の前にいる人にも伝える練習をする。
商品を棚に置いたところから、買ってもらうまでの流れを想像する。
お客さんの立場になってみると、1度にたくさん教えてもらっても、よくわからなくて「へぇ~」で終わってしまったり、迷ったりしますよね。
わかりやすく伝えるために、相手の知りたい内容を優先したり、伝え方や量を調整したり、「今月の新商品」「自己紹介」など定期的に伝える機会をつくったり、工夫できることはいろいろあります。
最初は難しい・怖いと感じるかもしれないけれど、練習しているうちに「こういうことか…!」と、だんだんわかってきます。
「売らなきゃいけない」と考えなくていいし、売るために「すごい人」にならなくていい。

自分のやりたいことや「好き」「楽しい」気持ちを大切にして、すこしずつ挑戦していくと、状況はどんどん変わっていきます♪
今できることから始めれば大丈夫、リラックスして大丈夫^^
「どうシンプルにすればいいかわからない」「やることを整理したい」という方は、個別相談も受付中。
今回のまとめ
- 頑張っているのに売れないとき、もっと頑張るよりもシンプルにする。
- 好きなことを仕事にして何を実現したかったのか。誰に何を届けたいのか。
- 自分で目標を決めて、必要なことをやる。自分にとって大切なことに集中する♪
