将来のこと、家族のこと。
仕事、お金、人間関係。
過去をふり返って、「もっと心配しておけばよかった」と思うことはない。
後悔するとしたら、心配しなかったことじゃなくて、行動しなかったこと。
向き合って、話して、伝えて、一緒にいて、小さなあの瞬間も楽しめばよかった。
やらなかったことを後悔する。
どうなるかわからないこと、自分でコントロールできないことに不安を感じるのは自然なことだけど、心配ばかりしていると、目のまえにある大切なものを見過ごしがち。
よく見えないものに時間やエネルギーを費やしてしまう。
ついつい不安になっちゃうけど、今あるもの・できることに注目しよう。
もっと心配するより、具体的な行動に移そう。
- 心配ごとを整理する。
→その心配や不安は、今どうにかできること…? - 自分の「こうしたい」と向き合う。
→他人の基準じゃなくて、自分はどうしたいか。 - 今日から時間のつかい方を変えていい。
→本当にやりたいことをあと回しにしなくていい。
不安や心配ごとに、頭のなかを占領させない。
「こうなったらどうしよう」って考えに、行動を邪魔させない。
できない=ダメ、終わり…じゃないから、「できなかったらどうしよう」と怖がらなくて大丈夫。
学び、新たな出会い、いろんな可能性があるし、1人ひとり、自分で思っている以上にすごい力を持っている。

もやもやを整理して、動き出そう。
今できることや自分にとって大切なことに集中しよう。
「時間ができてから」ではなく、時間をつくっていい。
1秒でも長く一緒にいたい人と、今日、1秒でも濃い時間を過ごしていい。
考えても仕方ないことは、どうにかなる・大丈夫だって信じる。
自分の挑戦、成長や変化を楽しんでいい。
心配ごとを整理する。
「心配するのをやめよう」と思っても、気になることは気になる。
自分の話をよく聞かずに、「大丈夫だよ」と言って終わらせたり、無理に違うほうを向かせたりしても集中できないから。
まずは、自分自身の話を聞こう。
今、どんなことを心配している?
頭のなかに住みついている不安は、なんだろう。
言葉にして出してみる。
恐れていること、失うのが怖いもの、できなかったら・こうなったらどうしようと思っていること。
・
・
・
それは自分にどうにかできることか、考えても仕方ないことか。
調べたり、対策したり、相談したりできることか。
重要なことから、片づけられるものから片づける。

今考えてもどうにもできないことは、信じるって決めよう。
自分を信じて、大丈夫だと信じて、進んでいく。
自分の「こうしたい」と向き合う。
不安や心配ごとって、考えれば考えるほど、ふくらんでいく。
こうなったらどうしよう、できなかったら、間違っていたら、これがなくなったら…。
テレビやインターネットにも、不安になる情報がたくさん。
人と比べて不安になったり、自分の年齢や収入のことを考えて暗い気持ちになったり。
だけど、心配していても、自分の助けにはならない。
悪いほうにばかり考えていたら、一歩踏み出す妨げになる。
こうしたほうがいい、こうすべき…?
まわりの人の言葉にふり回されていたら疲れるし、どうすればいいかわからなくなってしまう。
大切なことは、自分はどうしたいか。
どこで何をして生きていきたいか。
誰かの基準に合わないことを心配しなくていい。
みんなに認められようと頑張らなくていい。
たとえば、絵を描いていたら、「そんなの仕事じゃない」って言われるかもしれない。
会社に勤めていなかったら、「ちゃんとしてない」「怠けている」と思われるかもしれない。
親戚の集まりで気まずい思いをするかもしれない。
けれど、結局、どんな状況でも何か言ってくる人はいる。
仕事がほとんどないときでも、会社員時代より収入が増えても、実家暮らしでも1人暮らしでも、百貨店に商品が並んでも、本が出版されても。
だから、自分と違う世界に生きている人に理解されようと頑張らなくていい。
その人の当たりまえに合わせなくていい。
本当に実現したいことは、なんだっけ?
やりたい仕事、働き方、住みたい場所、夢、目標。
自分の選んだ生き方をしていいし、届けたい人に作品を届けていい。
自分の目指すほうを向いて、進んでいっていい。
今日から時間のつかい方を変えていい。
自分にとって大切なものを中心に、自分の人生をつくる。
自分自身、大切な人、自分の夢、つくりたいもの。
本当にやりたいことをあと回しにしない。
アイデアや夢をどこかにしまったままにしないで、出してくる。
大切なことだから、もうすこしちゃんと考えたい…?
できれば、「完璧なタイミング」や「自信を持てるとき」が来てほしい。
でも、「何も心配ごとがないとき」は、たぶん来ない。
お金がピンチ、家族が心配、仕事が減った、商品が売れない、自分の健康が…みたいに、いろんな不安やピンチが一度にやってくることもある。
だから、待たなくていい。
待たなくていいし、耐える日々を送らなくていい。
こういう生活、こういう時間、今日から実現していっていい。
アイデアはどんどん浮かんでくる。

大切なものがあるから、心配になることもある。
自分の言ったこと、挑戦したこと、今やっていること。
言わなければよかったかな、嫌われたかも、採用されなかったら悲しい、これからどうしようって不安になることもある。
もちろん、自分が変えたいことや改善したいことは変えていい。
けれど、誰かに好かれるため、機嫌をとるために自分が変わろうとしなくていい。
不安や焦りに、人生をコントロールさせない。
心配ごとじゃなくて、自分の夢や目標に注目する。
自分ではどうにもできないことが気になって、そのまま時間が過ぎていくとしたら、今日の目標を1つ決めてみる。
やりたいこと、変えたいこと。
誰かと話す、どこかへ行く、ずっとほしかったものを買う、やりたかったことをやる、こういう気持ちで過ごすって決めて実行する。
「安全だけどつまらない」と感じる場所から出て、挑戦していい。
いちばん叶えたい夢を、いちばんに叶えていい。
夢や目指す数字が大きすぎて不安になるとしたら、その山に向かって小さな目標を立てる。
今できることから、始めよう。

考え方と行動のパターンを変える。
心配ごとや不安に引っぱられてなかなか前に進めないとしたら、気づいたときに自分のパターンを変えていく。
まだわからないことがあるけど、不安だけど、心配だけど、やってみる。
やってみて、工夫する。
1人で抱えこまないで、相談していい。
誰かに頼ってもいい。
うれしいことがあったら、素直によろこんでいい。
「次は悪いことが起こるかも…」と構えなくていい。
まわりの人が理解してくれなくても、自分の夢を応援する。
自分で自分を疑わないで、大丈夫だと信じる。
何が起きても、対処できると信じていい。
いろんな方法も、チャンスも出会いもたくさんある。