「会話」に苦手意識があるとき、「英語」や「話すこと」に自信が持てないとき、ついやってしまうことってあると思います。
たとえば、
- 小さい声や早口で話す。
- 下を向いて、相手と目を合わせない。
- 暗記した文、紙に書いた文をそのまま読む。
そうすると、「会話」にならない…!
せっかく一生懸命話したのに話が続かなかったり、盛りあがらなかったりすると、会話に対する苦手意識がもっと強まりますよね。
でも、話すことが苦手でも、まだ英語に自信がなくても大丈夫!
楽しく話す・相手との距離を縮めることは可能です。
まず、相手との間に「壁」をつくるのをやめる。
- 「話しかけないで」という雰囲気を出すのをやめる。
- 「かっこいい言葉」「難しい言葉」ばかり使うのをやめる。
- 「自分はこういうタイプ」「あの人はこうだから」と、自分や相手について決めつけるのをやめる。
現状を見て、会話の妨げになっている考え方や行動を変えることで、これから会話力をどんどん伸ばしていくことができます^^
でもさ、「壁をつくるな」って言われても、どうしたらいいかわからないんだけど…。
すぐに英語が出てこないこともあるし…。
そうだよね。
じゃあ、会話力アップのために「できること」を紹介するね♪
「壁」をつくる代わりにできること
会話力アップのコツは、自分より相手に興味を持つことです。
相手に注目して、目の前の会話を楽しむことで、話がはずんで会話力も伸びていきます。
- 1.相手を見てあいさつする。
- 2.相手に興味を持つ。
- 3.会話に集中する。
1.相手を見てあいさつする。
まず最初にできることは、相手を見てあいさつすること。
相手の目を見て、笑顔であいさつする。
笑顔であいさつすれば、話しやすい雰囲気をつくることができますよね。
すでにある「壁」を壊すきっかけにもなるし、「あの人怖そう」と思っていたのが自分の思いこみだと気づくこともあると思います。
無理に“ネイティブっぽいフレーズ”を使おうとしなくても、はじめは自分が知っている言葉や短い文で大丈夫。
相手のあいさつや返事に注目することで、自分の語彙を増やすことにもつながります^^
2.相手に興味を持つ。
伝えたいことがある場合、会話の目的がある場合は、自分が言いたいことを準備して、相手にわかりやすく伝えればOK!
しかし、
- とくに言いたいことがない。
- 何を話せばいいかわからない。
という場合もあると思います。
相手に興味を持つと、話がはずむ♪
自分のことを話そうとするより、相手に興味を持つと話が広がるので、相手のほうを向くことをおすすめします。
相手の服や小物をほめたり(I like your ◯◯!)、持っているものに関連した質問をしたり、その日のどうだったかきいたり…。
相手に注目する習慣をつけると、話すことも浮かんでくるようになります。
好きな食べ物が同じ、お互い猫を飼っているなど、共通点が見つかると会話が盛りあがるので、いくつか質問を準備して、会話の相手や状況に合わせて使ってみてください^^
3.会話に集中する。
「ちゃんと話す」「間違えずに話す」ことが目的になってしまうと、形式的なやりとりで会話が終了してしまうことがあります。
もちろん、伝えたいことがあって、それが相手に伝わっていれば問題ないと思いますが、形式的なやりとりばかりだと会話力はアップしないですよね。
相手との間にも距離ができたままだと思います。
目の前にいる相手との会話に集中する。
英語で話すことに慣れていない場合はとくに、「こう言わなきゃ」「文法を間違えないようにしないと…」みたいに、いろいろ考えながら話しますよね。
でも、相手の立ち場からすると、「その文章が完璧か」「正しい英語か」ということよりも「何が言いたいか」「どう思うか」のほうが気になるはずです。
- 相手の話を聞いて、あいづちを打つ。
- 単語や短い文でいいので、反応を示す。
目の前の相手の話に集中して、想像力を働かせたり、わくわくしながら話を聞いたりしてみてください。
そして、完璧な英語じゃなくても、自分の気持ちを表現してみる♪
うまく伝えられなかったこと、ちょっと失敗したなと思うことは、復習して次回に活かせば大丈夫!
見る・聞く・話す、1つ1つの会話に集中することで使える言葉もどんどん増えて、自分の言葉で柔軟に対応できるようになってきます^^
今回のまとめ
- 会話力アップのためには、相手との間に壁をつくるのをやめる。
- 代わりに①相手を見てあいさつする②相手に興味を持つ③会話に集中する。
- 相手に注目して、目の前の会話を楽しむことで会話力も伸びていく。